「丁寧にオファーレターを書いたつもりなのに、候補者の反応が薄い」

オファーレターの有効性を相談される人の言葉です。

皆様の会社がご用意しているオファーレターは、会社の紹介から始まっていないでしょうか。

会社の歴史、事業の説明、働く環境、福利厚生。どれも大切な情報です。

ただ、候補者が最初に知りたいことは、そこではありません。

「この会社は、私の何を見て、採用したいと思ったの?」

候補者は、まず自分が選ばれた理由を知りたいのです。

丁寧なオファーレターも、自分に向けた文章だと分かるまでが長いと、読むことが負担になります。

本記事では、オファーレターを候補者が読みやすい順番に並び替える必要性を説明します。

「説明の順番」で書いてしまいがち

会社がオファーレターを作る時は、次の順番になりやすいです。

  1. 会社について
  2. 事業について
  3. 募集している仕事について
  4. 条件について
  5. 候補者への期待

これが会社説明会であれば、自然な順番です。

しかし、候補者は会社案内を読むためにオファーレターを開くわけではありません。

自分が内定を受けた理由を知るため、この会社を選んでよかった!と再確認するために読みます。

送り手が情報を並べただけでは、読む人が「どこが自分向けの文章なのか」がわからなくなってしまいます。

最初の数行で「自分に向けた文章だ」と分かるようにする

おすすめは、最初に言いたいことを持ってくることです。(歌で言えば、サビから始めてください)

  • 面接で、どこを見たのか
  • そこを、どう評価したのか
  • だから、なぜ入社してほしいのか

例えば、最初の数行を次のようにします。

面接では、店舗ごとに違っていた作業を整理し、現場の方と話し合いながら改善した経験をお聞きしました。

周りの意見を聞きながら仕事を前へ進める姿勢に魅力を感じています。

ぜひ当社でも、その経験を生かしていただきたいと考えています。

候補者は、この時点で「自分の話を覚えてくれていた!」という印象を持ちます。

自分に向けた文章だと分かれば、その後に続く仕事内容や条件も、自分に関係する情報として読んでくれます。

内容を増やさず、順番だけを変える

読みやすくするために、記事全体を書き換える必要はありません。

記事の順番で印象がガラッと変わります。

会社から説明する順番

  1. 会社と事業の紹介
  2. 仕事の魅力
  3. 働く環境や制度
  4. 給与などの条件
  5. 採用したい理由

候補者が知りたい順番

  1. 採用したい理由
  2. 入社後に任せたい仕事
  3. 上司やチームのサポート
  4. 給与などの条件
  5. 会社と事業の紹介

最初に採用したい理由があると、オファーレターの効果が高まります。

最初に採用したい理由を伝え、そのあとに仕事、サポート、条件、会社の情報を続ける。

伝えたい内容は最初に持ってくる。これを意識してみてください。


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